山中伸弥ってどんな人なの?うつ病を乗り越えてiPS細胞でノーベル賞
山中伸弥ってどんな人なの?
SWITCHインタビュー 達人達「渡辺謙×山中伸弥」が再放送されて山中 伸弥さんが素晴らしいと話題です。
本名 山中 伸弥(やまなかしんや)生誕 1962年9月4日(53歳)出身 日本・大阪府枚岡市国籍 日本出身校 神戸大学医学部卒業大阪市立大学大学院医学研究科博士課程修了奈良先端科学技術大学院大学遺伝子教育研究センター京都大学iPS細胞研究所主な業績 人工多能性幹細胞の開発影響を受けた人物 ジョン・ガードン主な受賞歴ロベルト・コッホ賞(2008年)ショウ賞(2008年)ガードナー国際賞(2009年)アルバート・ラスカー基礎医学研究賞(2009年)恩賜賞・日本学士院賞(2010年)京都賞先端技術部門(2010年)バルザン賞(2010年)ウルフ賞医学部門(2011年)キング・ファイサル国際賞(2011年)ミレニアム技術賞(2012年)ノーベル生理学・医学賞(2012年)他多数
1962年に大阪府東大阪市生まれ、中学から高校までは柔道を大学からはラグビーをやってるスポーツマンだったようです。
趣味はマラソンで、iPSで有名になる前に研究費の寄付をマラソンで募ったのは有名な話です。
山中伸弥さんも研究に理解を得られず『うつ病』になったことも!
整形外科を諦めて、研究の道を志すことになった山中さん、科学雑誌のあらゆる公募に応募し、採用されたカリフォルニア大学で博士研究員としてアメリカに留学することに。
トーマス・イネラリティ教授の指導の下、iPS細胞研究を始めます。
その後、家族の事情で日本へ帰国、日本の医学界に戻り、大阪市立大学薬理学教室助手に就任したのですが、
アメリカの研究環境と日本の研究環境の違いに苦悩することに、日本ではネズミの管理に忙殺されてたようです。
また山中教授の研究は、すぐに役立つ薬の研究をしなかったために、周囲の理解が得られませんでした。
批判される毎日が続き、毎日朝起きたくない状態、半分うつ状態で、研究者を辞める一歩手前までいったようです。
iPS細胞って何?
人工多能性幹細胞(Induced pluripotent stem cells)の頭文字をとって「iPS細胞」といいます。
iPS細胞を使って移植用組織や臓器などを0から作れるようになるようで、再生医療への応用が期待されています。
iPS(人工多能性幹細胞) 京都大学山中教授が作製に成功した、皮膚細胞に特定の4つの遺伝子を導入することで、さまざまな細胞への分化が可能になった万能細胞。
カロリンスカ研究所は声明で「細胞や器官の進化に関する我々の理解に革命を起こした」と説明。
英語名の頭文字をとって、iPS細胞(アイピーエスさいぼう、iPS cells)と呼ばれる。
命名者の山中教授が最初を小文字の「i」にしたのは、当時世界的に大流行していた米アップルの携帯音楽プレーヤーである『iPod』のように普及してほしいとの願いが込められているようです。
最後に山中教授の名言を少し
高く飛ぶためには思いっきり低くかがむ必要があるのです。
出典Amazon.co.jp: 山中伸弥先生に、人生とiPS細胞について聞いてみた: 山中 伸弥,緑 慎也: 本
やるかやらないかの選択を迫られたとき、やらなくて後悔するくらいなら、やってから後悔しようといったメッセージには、とても共感しました。新しいチャレンジをすると、とりあえずがんばろうと思えますが、チャレンジをやめるとそこから先へ進むことは決してできないからです。いまでも新しいチャレンジをするように心がけています。
出典Amazon.co.jp: 山中伸弥先生に、人生とiPS細胞について聞いてみた: 山中 伸弥,緑 慎也: 本
何度も読んだのは『仕事は楽しいかね?』(きこ書房)です。(中略)結局、この本のタイトルの通り、仕事も楽しむしかないのかなと思っています。